2013年6月24日月曜日

ミラー・ディンギーがやってきた 6月23日(日)

 
その昔、私がヨット(クルーザー系)を始めた頃に
ブルーウォーター派か? レース派か?
との大論争がありました。
 
レース程楽しいものはないと主張する  レース至上主義派に対して 
軽々にレース指向に流れる風潮に一線を引き、本来ヨットは海に親しむ手段であり、
より安全に我々の生まれた地球の大自然を満喫する事を優先するのが ブルーウォーター派です。
 
山を愛する山岳家(あまり競争はしないので)に似た海を愛する姿勢とも言えます。
 
6月19日(水)に 熊本の其田さんが わざわざ海陽まで運んでくれて クラブに提供して下さったので、この日曜日 颯爽と蒲郡デビューを果しました。


 
私もミラーディンギーに乗るのは初めてドキドキです。
今日は江ノ島のジューン・レガッタがあり、Aクラスは全員遠征で留守をしており、
Bクラスの4名が この新しい艇の船出を見守ってくれました。

 セールを展開してから 出艇すればよかったのですが、なぜかハリヤードがあると 海上で揚げてしまった。 頭が真っ白(・・汗)で ついクルーザー時代に染着いた習慣が出たのかな?
 ハリヤードは私しか操作できなかったので スキッパーは倉パパ、何年振りかのセーリング。
    ブローが入って 順風満帆で滑り出した。 これがミラー・クラスの勇姿です。












ゲレンデに出ると、波は少し高いが4m/sくらいの風で ブローでも5m/s

ヘルムを交代し、念願のミラー・テイストを味わった歓びがつい顔に出ます。
其田さんから 『まだ、あちこちに未完成な所があるのでシェイクダウンをして欲しい。』
と言われており、艤装は全くの 即席自己流です。
 
日頃はOPまたはレーザー/ミニホッパー リグしか乗っていないので、
この感覚はとても新鮮!! 一言で表現すれば、ハーバーのボートパークに このミラーの隣に
永井喜彰さんのモスが艇置きされていますが、『フライング・モスとミラーは 両極端のセーリング思想に基づいている。』・・・です。 


 ● 誰でもが優しくセーリングを覚えることができる。 
  ベンチシートは私のような熟年の腰にやさしいフィット感で疲れない。 デッキが深いのでタックが楽、その分打ち込んだ水の排水処理に問題がありますが、これはバウ・シアーラインの反り上がりが波の打ち込みに絶妙に対応します。 もっとも荒れた海では大量に海水が打ち込んだ場合に備えて、大きめのアカ汲みを備えるといいでしょう。
セルフベーラーは装備されていますが、低速になると機能しないし、少量ずつしか排水できない事に留意すべきです。
 
 このテストセーリングには レスキューボートにクラブ員が見学していて
交代で試乗しました。 まずは真栄平さん。
  
 続いて高橋パパと 村田ナオちゃん。

高橋かのちゃんと、岩永りょうクンも すっかりミラーを好きになってしまいました。
  4人乗ってもこの通り、私はスペースを譲るため後方位置に移ったけど、
  子供たちは軽いのでバウが浮き上がっています。
 
 OPと同じく、ボトム側面形が湾曲しているので前後の体重移動が前後トリムとセーリングに大きく影響します。

マザーズも体験乗船。 特等席は岩永ママ と 木村ママのもの、 私は風下に。
 陸に上がってから 木村ママは「私も是非 セーリングを習いたい。」 と熱いまなざしでした。
この艇は、「セーリングの楽しさを知ってもらい 海の仲間を増やしたい。」 ブルーウォーター派のアピールが目的です。
出艇料は150円(洗艇水代)で 荒川までお問い合わせください。

2013年6月17日月曜日

Bクラスセーリング 6月15日(土)

毎週土曜日は 自主練習日。

今週の日曜日は都合の悪い 果乃ちゃんに付き合って
久々に荒川は海に出ました。

ガンネル乗り                   (バレリーナのようなバランス感覚を持とうね。)

Aクラスは佑君、大夢くん、冬聖ちゃんの3人。
Bクラスは果乃ちゃんただ一人でした。

 
 
 
 AMはお母さんが海に出ました。

PMはお父さんとレスキュー担当を交代、
海に出ると、果乃ちゃんは いきなり
『大島に行きたい。』
 今日の練習課題は クロースホールドのセーリング。
     大島までは上りなので 「まあ良しとしましょう。」


「イエーイ! やったー。」
今日は土曜なので 無人島。   レストハウスも閉じていました。
 
 
1か月前に来たときにも”ヒトデ”はいたけれど、今は大繁殖していました。


                                                                    あか汲みで 捕獲しようかなー 。                    (考えて・・)  でもやっぱりやめておこう。
 
『 パパー 。』
 
『海の中に立っているみたい。』
 
 
 


 
 
 
新艇庫の建築
 
三上パパ


新しい艇庫の製作に 没頭しているからでした。



 間口は6m。OPのクラブ艇を4艇格納します。
ドアは横方向のスライド式、
トラス式鉄骨は、屋上に3艇を搭載するための枠組みです。
ガラリ戸は換気用ベンチレーター。
 
クラブ艇は7艇あります。
ビギナー(金の卵) が入部して
ここで雛に孵り、
この艇庫のクラブ艇で「海に育って欲しい。」との願いを込めて。
形が巣箱に似ているので
 
『ネスル』
と名付けることにしましょう。