2012年7月31日火曜日

第35回 西日本OP選手権/唐津 計測旅行記 (最終日

朝日の当たる唐津ヨットハーバー、西寄りの位置のために夜は日が長いが、朝はその逆。

 朝涼みの大原さんと伊万里の小村さん。

昨夜の懇親会のおかげで、これまでほとんど知り合えなかった西日本の人たちと
たくさんの面識を得ることができました。 レースと交流。 どちらも、とても大切な事ですが、
人それぞれの人間味を体で感じるられる時が、一番好きです。

2晩世話になった和室。36畳+板の間があるので、とても広々としている。
先週の三ケ日青年の家も、また同じ造りなので2週続けて大部屋雑魚寝生活を送った。
海外ではこのようなスタイルは経験したことはない。
夜中に寝ていると、隣のSさんが、ローラーのように寝返りながら攻めてきたので困った。
しかし、対策は意外と簡単、空いている隣のSさんの布団に移動すればよかった。


スタート信号艇。 松山先生の気風をよく表している設計となっている。
先生のお話を聞いていて、35年と言う言葉を良く噛みしめて聞くようにした。
モノ造りから始まっており、既成の概念にとらわれず実直であり、飾りがない。


カメラに向けて優しい笑顔を向けてくれたのだが、
私の撮影技術のなさで黒くつぶれてしまった。
しかし、逆に先生の尊厳さが感じられます。



第5レース スタート2分前。
IODA運営ポリシーの『 I 』旗は使用せず、『P』旗および『ブラック』を使用。
コースは、IODAトラべゾイドが数字旗の1.ソーセージコースは」数字気の2.を使用。
昨日の4レースはトラべゾイド、今日の2レースはソーセージコースだった。

IODA VS 松山流、はたしてどちらがローカルで、どちらが国際なのか良くわからない。


 
  初日に広島さんに、公式計測員養成について、吉川さんで協力してほしいとお願いした時に、同時に計測の講習を受けられた松尾さんには、 現在は広島SSの主導者であり、忙しくてとても無理ではないかと考えていたら。
「いや、私も公式計測員をやってみたい。」と言われたので、少々驚いたが、最終日は吉川さんと交代して、海上計測の研修を受けることになった。





       松山海洋クラブのコーチボート。  とても暑い真夏の日差しと空の色。       雲も典型的な夏雲。


JPN3278は、パドルにラニヤード or 弾性コードがついておらず、減点6

いよいよ最終レース。 スタートラインに並ぶ艇に、プロテスト委員の目が光る。




1マークの回航。




最終レース 有終の美となったのは熊本JYCの JPN3243下石くんだった。

さて、気になるJPN3268のワールド選手と
JPN3159の将来のワールド選手との決着は如何に?

得点差12点で3268の勝ち!
しかし、タラ・レバは良く無いと判っていても、やはり、もしもDPIがなかったら・・・。
と、勘ぐってしまう。
その答えは、なんと1点差で3159の逆転勝ちだった!
















2012年7月30日月曜日

第35回 西日本OP選手権/唐津 計測旅行記 (2日目

朝7時ごろの唐津城景色。  昨夜は美味しいイカを食べに出かけて、 ハーバーに泊めてもらいました。 昨年の全日本は唐津で、雷に打たれ、また、権利もかかっていたので、とても緊張した事を想うと、 西日本選手権とは言え、どこかのんびりとしています。

朝のセッティング。花田君(兄)
 光セーリングクラブの田村蓮耶くん。















バウラインをチェック。
長さ8m、太さは5㎜以上あるかな?

58番目の最終到着選手は
      西澤秀人くん。
なんと、ドミニカ ・ ワールド
から帰り、翌日朝に唐津まで
来てくれました。


これが、今回の計測チームです。少人数ながら、まったく不安を感じませんでした。
     無事に終わってほっと一息、記念写真を撮って解散しました。


西日本水域は、東に比べてOP級の公式計測員が少ない。 今、広島SSは、全国2番目のクラブ員数を誇り、チームレースの開催も引き受けていただいており、先月もOP級の計測講習会も開講して下さり、その時の受講者である、吉川さんには、将来の公式計測員候補者として、研修するために、計測艇に乗艇してもらいました。





すると、どうでしょう。第2レースで、吉川蓮選手はサイドマークをトップ回航。
フィニッシュを2位で飾り、お父さんの期待に応えました。


 トップの西澤選手と、2位の吉川選手。


3位で指名を受けて計測艇に近寄るJPN3159

































海上計測の検査順序は計測員ではなく、ジュリーが決めます。
ジュリーの指名は、上位10艇のうちの3艇を検査する取り決めに、1位2位をパスして、3位だったJPN3159を被計測艇としました。 「パドルを見せて。」 「はい。・・・・ あ、ない。」
「パドルを見せて下さい。」「ありません。」   「パドルの搭載はクラス規則で義務付けられています。 したがってレース委員会より、あなたを抗議します。」

  検査を終えて、計測艇から離れる選手。
  
 
             残念そう。

大原さん と 吉川さん。


西日本のワールド選手父兄(将来も含めて)たち。


夜は主催者からのご招待の、酒宴で盛り上がりました。
写真を取り損ねてしまいましたが、イカ刺しの大盛りやロースト肉など高級な手料理が
ふんだんに盛り込まれた絶品を堪能しました。
写真は2次会です。このパーフォーマンスは意味があるようですが、部外者にはわからない
との事。









第35回 西日本OP選手権/唐津 計測旅行記 (初日

もう35年も続いている、それも一人の先生が一貫してお世話をしている大会があります。
                    今回は、その憧れ? の大会に初めて足を運んでみました。

 私は東水域の計測担当者ですが、西の計測担当者がドミニカ遠征のため、
 急遽ピンチヒッターを私に依頼されました。 
          なので、今年は東のOP選手権を休んで西に行こう。
  と思ったら、東日本も参加せざるを得なくなり、水曜日は海陽でヨット教室もあり・・、
   10日間のうち、8日間もヨットに充てて、仕事を休んでしまった。 なんとも悲惨と言うか、
    楽しいと言うか、複雑な7月の後半でした。

 前泊は、幸運なことに、Hさんからお招きを受けて、中継地点に投宿、27日朝3時起床で唐津に出発しました。
明け方に、サービスエリアで小休止。

午前8時、唐津に到着。




 OP東日本はもう十数回経験している私ですが、
唐津は全く別のスタイルでマネージメントしていると
前任者より、事細かく注意を受けました。Tさんマニュアルに従って受付役員を、ちょうどそこにいた兵庫Jr.の母方にその場で依頼すると快く受けてくれたので、
さっそく大会計測をスタートしました。 


 


唐津からは玄海セーリングの計測員3名
が配置されて、検査を実施。
シリアルナンバーが証明書どうりかを
確認して、スタンプを押します。

もし、シリアルナンバーが消えかかってい
て判読できない場合は、急遽その場で
基本計測を行い、新たに計測証明書を

発行して救済します。 これは公式計測員
である大原さんの担当です。

また、大会で使用しない装備品の証明書

発行も、検査業務に差し支えない範囲で

対応しました。

西日本では A と B の2クラス制なので

計測はAクラスのみを行い、58艇が対象で

東の100艇前後と比べて、余裕があります。



27日は、9時から12時までの計測と、その後に、選手権外の
アトランタオリンピック記念レース(プラクティスレース)があります。
そして、まだ到着していない選手もいますが、2日間のレース時間を有効に使うため
午後5時30分から開会式とレセプションがあります。

 じゃんけん大会の司会は樋口藍クンでした。








彼は、昨年まで横浜市民にいた、元OPナショナルチームです。








   

2012年7月25日水曜日

みんな先生になって・・。 /小学生ヨット教室

今日は、蒲郡市小学校のヨット体験教室なので。
中学生のトモ君、
ゆう君と、本多、真栄平さんが先生を務めました。
トモ君は、コクピットに2人乗り、
マークの回航を教えています。

ゆう君、軽いので前に乗ってもバウが沈まず、
理想のインストラクターです。



練習ローティーションの空席を利用して
クラブ内、ヨット教室の始まりです。 あおちゃんも真剣な顔でがんばりました。


所がこれが、なかなかうまいのです。

ジャイブでもちゃんを頭を低くします




次は、リリちゃんの番、


 

ママは必死の『追っかけカメラマン』に変身しました。


豪クンが、「一人で乗る!」
と言ってきかないので、しょうがないから乗せてあげると、
意外や意外、ちゃんと走るではありませんか!


いつもお兄ちゃんのセーリングをを見ているだけで
自分のヨットのイメージ世界を作り上げていたのです。

門前の小僧は、もう、いっちょ前のヨットマンになりました。