2013年7月29日月曜日

31st RIVIERA CUP 2013東日本OP選手権 7月25-28日

葉山遠征 スナップ

クラブから選手6名が参加して、父兄も運営参加!

来たるべき海陽全日本の 運営?前哨戦?を経験しました。


早期到着日 7/25
前日計測の受け付けは
山田ママ(右)と松原ママ(写真にいない!)が買って出ました。
左のお二人は葉山町の方。

 葉山町のチームからは8艇の従来艇を使用するとのエントリーがありました。
なんと昭和59年のOP協会登録艇が2艇、平成6年登録艇が6艇でした。
 
これらの艇の時代は今の登録スタイルとは違うので、重量計測などが必要です。

セールも計測証明書がないので マストから外して寸法を計測チェック。

 センターボードは、ペンキの厚塗りを繰り返して長さ2㎜オーバーとなっていてので計測アウト。
 下の部分を削って修正し、どうにか再計測をパスしました。

横浜ジュニアの飯塚クンのシリアルナンバー
をチェックする三上パパ(今年、公式計測員の資格を取りました)。
後ろは倉橋パパ(準計測員です)。


大会第1日目 7/26

 開会式にずらりと並んだ賜杯。 左から 東日本優勝杯、葉山町長杯、逗子市長杯、
そして一番右がこの大会のタイトル、リビエラカップ です。 果たして誰の手に渡るのかな?

OP協会理事長挨拶。

葉山町チーム代表から 元気いっぱいの選手宣誓。
マイクを持つのは司会の中村ママ。

左はプロテスト委員長川北さん、右はレース委員長 江本さん。
今年から新しくスタート信号旗として採用された『U』旗について説明しています。

Race 1

私の運営役割は 2マーク兼 フィニッシュのアウター、 今日はスリット係です。
 第1レース 弱風の中 まずは3084ホダ君(11位) と3226ナオキ君(13位)が連続フィニッシュ!!


 Race 2

第2レース 2マークを回航する 3269航大くん。
続いて2944大夢くん、 3116は浜名湖の三浦凪砂さんです。

2935は大智くん

 
ジュリーボート 風に恵まれないレース展開なので、推進方法違反に目を光らせています。
 

 第2レース、後発の黄色フリートがゼネリコを繰り返してスタートが遅れたのと、フィニッシュラインの設定が2マークに近かったために、赤色フリートのフィニッシュ中に、フィニッシュラインを黄色フリート艇がランニングで続々と横切って行く展開が発生、 幸いケースは無かったけれど、ヒヤリとしました。
   大智君 フィニッシュラインに到達。

             海上計測をしているのは、深沢さんと三上パパ。
計測されている3174艇は、江ノ島の服部陸太くん。 彼はセンスのいい走りを見せ、
小学5年生の小柄ながら、小学生優勝はもちろん、総合優勝まで手に入れてしまった。
   第2レース ナオ君は 9位でフィニッシュ。
続いて、穂岳くんも 11位でフィニッシュ。 
 

Race 3

フィニッシュが終わると、私達の運営艇は 次のレースの2マークの回航順位を取ります。
フニッシュアウターと2マークの兼任、おまけに3名しかいないのでとても忙しい。
航大くん この微風にもかかわらず2位で走っています。 1位は3100江ノ島の金子裕貴くん。
2マーク回航。
2862トアちゃんも 頑張っています。
2944ヒロム君の ジャイブ。 
 2マークで2位だった航大くん、フィニッシュでは少し順位を下げて4番目にフィニッシュラインにアプローチしています。 3109は横浜の瑠夏さん、右は江ノ島の3151唯斗くん。

最後のボディ・ハイクで逆転を試みるも、残念ながら4位でフィニッシュ!!
しかし、この後2位の3109より抗議を受けて、審問が開かれ 失格となってしまいました。
あーっ 残念。

東日本初挑戦の冬聖ちゃん、第3レースは29位でした。でも上出来です。
また、次に頑張ってね。
第3レース 後発黄色フリートの2位でフィニッシュした 3257義規くん。
             彼の成長は著しく、もはや十分に優勝を狙う実力を備えている。
   続いて 3084は7位 2891稲毛の谷君が9位  3226は10位でした。

   結局 初日のレースは半日で3レースを消化し終了しました。

リビエラ リゾートでの懇親会。 スポンサーの好意で おいしい料理を腹いっぱいいただきました。
今回参加の6選手、
同時に全国中学生大会が高知県であるため、杉浦涼斗くんと 本多祐基くんはそちらを選びました。 
涼斗くんは シーホッパーSR男子で優勝、祐基くんは OPで準優勝と共に大健闘しました。


大会第2日目 7/27
Race 4

朝から風がなく、スタートするも 無風となりノーレースで海上待機。
  気温も上昇し、いったん陸に戻して陸上待機のAP/ Hがあがり レース艇が帰着した頃に風が出てきたので、帰着申告ごただちに出艇申告して、11:40スタートしました。
私達の運営艇「やまゆり」 船齢は40年、私の子供達のOP時代前から ずーと働き続けています。

        直君は11位、これを捨てレースとした。
 黄色フリートは
3257義規くんが1位への一人旅。

 悠々とトップ・フィニッシュ。

 ほだクン21位で苦戦中。
ナオ君と同じく これが捨てレースとなりました。
 
Race 5
            直君のフィニッシュアプローチ ミートする相手は??・・
            第2レースでも競り合った葉山の2170青山海維くん。

            
この写真でどっちが勝ったかわかりますか?
結局、2170が4位、 3226は5位でした。 
フィニッシュ海面での  2935大智君をカメラで追っかけました。
 
 計測ボートの左は三上パパ、フィニッシュ直後に検査するための特等席に待機して 我が子を観戦しています。   後ろの観覧クルーザーからは山下さんが観ていたようでした。



  黄色フリート 2位 2943は藤沢の伊藤聖夏ちゃん。  4位 3257義規くん。





Race 6
2マークをぶっちぎりトップで回る3187は 横浜市民の内貴 航路朗くん。
2位で回るは航大。


ホダくんも シングル(6位)で通過。
続く集団は団子状態で通過。


          2614 藤沢の須河内選手。 2892 葉山の日高選手。
          フィニッシュした後 コーチボートに向かう 2944 大夢くん


午後3時を過ぎて180°の風もようやく上がってきました。
デッドヒートを繰りひろげる黄色フリートの上位集団 左から3257義規 3269航大 3151唯斗

  
決着は ①3187内貴 ②2943聖夏 ③3269航大(セールの陰でタックしている)  ④3151唯斗  ⑤3257義規  でした。
ホダくんかろうじてシングル。


 
トアちゃん、体がよく外に出ています。


風が上がってきたので 『コースを大きくせよ。』とのレース委員長の指示で2マークを回収します。
昨日は3名で足りなかったので 急きょ村山パパ(右)がレース委員会に入りました。
 
 
Race 7
全8レース中7レース目までやってきました。 風はようやく順風となり、今日の最終レースです。 
吹くとがぜん強くなる直暉くん。 2マークは2位で通過。



オッと 3084は水をすくってしまい、しばしアカ汲み作業に専念。

 3226は 本大会のベスト順位 2位を記録。
 海上計測へ・・・。

 2944は 20位。


揚々と ハーバー・バック で レース海面を引き上げます。
 
一方、黄色フリートでは・・・・ 
 航大君は またも 唯斗くんと フィニッシュ直前の つばぜり合を演じている。
   今度はどうだ・・・・・・・ 勝ちました。 やっと念願の1位を獲得しました。 (右のバウが3151)
   3084も2マーク付近で そうとうアカを汲んでいたにも関わらず、3位まで上り詰めフィニッシュ、
 風には強い海陽クラブの意地を見せました。 赤/黄フリートをミックスしての
 1-2-3を達成しました。  逆に言えば微風に弱い我がクラブは、もっとたくさん1~2m/sの風を研究しよう。

トアちゃん28位。
 
  コーチボート・クリスティーナ 行かないでー待ってよー。
ハーバーへ向かうトアちゃんを撮っていたら 村山パパと重なってしまいました。
(後ろに隠れたのが2862)フィニッシュ記録担当 ご苦労様です。 
スリットを見るのが 横浜ジュニアの飯塚さんです。
 
 
大会第3日目最終日 7/28 
Race 8
最終日はあと1レースを残すのみ、じっくりと行きましょう。 
 
 ロープ整理する飯塚さん。

満面の笑みを浮かべた 国見彩乃さん。 今日はパパ(後ろ)の応援部隊として参加です。
昨年(岐阜国体)と一昨年(山口国体)には、東京都連の国体選手として活躍し
成績の上位ポイントをゲットして都連に貢献しました。

 またもやナオ君 2マークを2位で通過。 彩乃さんが回航順位を読み上げます。
 

 航大くん スタート後に右海面が有利とみて突っ込んだところ、少し外れてしまったために、
この辺りでは14-5番手で走っています。
 
 きれいなバランスを見せる。 このレースまたもや微風、高身長で軽くない体重をどう克服して前に出て走るかがテーマです。



昨日までのフィニッシュ運営艇(漁船タイプ)は、今日はほかのクルーザーレースの海上本部艇となるために、代わりにこの艇となりました。 リビエラカップはスポンサーの冠大会としており、海上本部のクルーザー とこのフニッシュ運営艇を ドライバー付で無料貸与していただき、また、懇親会でのたくさんの料理の追加提供もしていただきました。

女子の対決、3109瑠夏ちゃん(横浜)と 2943聖夏ちゃん(藤沢) のプライドをかけた意地の一戦。
  何度も1-2位が入れ替わり、最後の最後で3109が勝ち、見ていてとても興味深いものがありました。
 続いての着順は航大くん この微風で 2マーク回航順位 14-5番手から なんとかフィニッシュには3位まで上がってきました。 すごーい。

  
3269 海上チェックを受けています。 
 
このレポートで一番のきれいな写真です。 たくさんシャッターを押したので ロールタックの美しさを表現するこの1枚が入っていました。

ナオ君は少し順位を落として最終レースは9位。

大智くん、大会ベストの16位で最後を飾りました。

戦い終えて コーチボートに集合し、山田コーチに結果を報告します。
トアちゃんは 30位前後を行ったり来たりして、最後は30位で締めくくりました。
でも、いい経験になったと思う。 来年の東日本での活躍が楽しみです。

黄色フリートのトップは義規くん。 第7レースで2回目の推進方法違反をジュリーに取られて40点となり捨てレースとした。 これがなければ・・・ 優勝の3174服部陸太くん江ノ島との捨てレース後の得点は共に12点のタイ。 タイを解消するための1位の回数が3174は4回、3257は2回なので
惜しくも負けてしまった。 『もし、ジュリーに2回目の違反を取られなくて あと1点でもあれば、優勝したかもしれないね。』 とお父さんに言うと。 『タラ・レバの話は良くないですよ、やめましょう。』 とたしなめられた。

5人が赤フリート、大夢くん一人が黄色フリートでフィニッシュ。 
これで海陽海洋クラブは全員 8レースを完了しました。

 赤と黄色フリートでスタートの間隔が20分あったので、
先に終わった5人はセーリングで帰し、 これから残る大夢くんを曳航して帰ります。
 
みなさんお疲れ様でした。
 
表彰式:唯斗くんと握手
 
 
今年31回の歴史を刻む東日本に 新しいヒーローが誕生しました。
江ノ島ヨットクラブジュニアの 小学5年生 3174 服部陸太くんの総合優勝です。
どういうわけか 私の撮影した写真はたった1枚しかありませんでした。
でも小さな体で1~6レースまで常に上位を走っていたことは頭に焼き付いています。
OP人生は短いので、5年生優勝は 今後にとってもきっと素晴らしい経験を得たことと思います。
 
おめでとう! JPN3174 服部君。

 

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