2012年11月19日月曜日

マストがポッキリと折れました。  11月18日



 

ミニホッパーとはマストの直径が違うので ガタをなくするために マストホールには スペーサーをかませてあります。 

今までのOPから  ホッパーに進んで、今日が初めてだったために 
ハーバー内で 慣らしセーリングをしていたところ
  ブローの一発で デスマスト!!


             根元からポッキリと 見事に折れました。

 
曳航でポンツーンに戻り、新しいマストと交換して再出艇しました。

折れた原因は、ブームバングを取り付けるスティのリベット穴から
腐食が進み、金属疲労と併合して長い年月で強度不足となったようです。
 
マストの素性(セールナンバー650)は30年ほど前にM氏が友人から頂いたもの、
また、原因の一つには ミニホッパーならば折れる前に
沈をするはずが シーホッパーの艇体なので復元力が強く
設計強度の想定外の使用法だった からなのかもしれません。
 
感じるのは、レーザーと比べて 折れたマストの肉厚の薄さです。

次のマストに交換(マスト〈セールナンバー3379〉品質は良好 )してからは
この組み合わせでハーバー外に出て、
児玉君は強風の中 バンバン走っていました。
 
今では眠っているミニホッパーのリグが多いと思いますが、
ヨットの一部であるマストとして生まれたからには、
強い風で最後の花を咲かせて生涯を閉じて 本望だったでしょう。
 
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さて、この日も私の担当は Bクラスのコーチ
爆弾のようなブローが いきなりやってきます。
 
 
 ハーバーの後ろに山が控えているために
風が回り込み 一瞬無風になった後に四方八方からブローの攻撃
まるで暴力テロのよう。
 
 
ハーバーの外に出れば 山から離れるので
ひょっとして いいかもしれないと思い港外に出ても、
ただ波が高くなっているだけで 乗リ難いのは ほとんど同じ
港外でギブアップの トアちゃんに代わって
私が乗り 港内に戻りましたが、不安定な風に まるで拷問攻めを受けているようで
ジュニアたちはよくコーチの言うことを我慢して聞いているなあ と思いました。
ちなみに この時私はアビームで走っていて
いきなり 考えられないブームパンチを受けました。
一瞬で風が180度変わったのためです。
 
 
精神的には苦痛だけど 『3時までやるぞ。』 と指示しましたが
最後の15分はとても長く感ました。
風の神様が 子供たちを鍛えており つらくても 続けることが
きっと将来 いいことに繋がるでしょう。
 

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