2012年7月4日水曜日

クリスティーナ 改装プラン

年末年始にニュージーランドで見た、海洋文化でのボート運用の先進性を見習いたいと思い、スケッチしました
海上計測チームの搭乗艇はニュージーランド製のサザンパシフィック
ハルはアルミを溶接した、アルミ・ラバーボートです。
これに摑まれば、波が高くてもスタンでの小用が安心

エンジン回りのガード、兼 手すり兼、リアガード。豊田マリンからも、
「ステアリング系のホースなどを強く触ると、変形してハンドルが重くなるから注意して。」と言われました。
ファースト・エイド・キット




ラミネートされた書類はワールド大会のレース委員会が作成した                                              大会での使用者に対する、運用のマニュアルです。

RESCUE BOAT CHECK LIST FOR RIB'S

出艇への段取り  

1. 委員会ルームからキーと救命キットを入手して、ログブックに記入する。
2. トレーラーのタイヤがへこんででない事をチェック。
3. ゴムが完全に膨らんでいるかを確認。
4. 小屋からボートを手で引き出す。
 
5. 連結する車のカップリングが確実にロックされているか確認。
             6. 出艇に関係のない諸々は全て取り除く。
7. タンクには燃料が十分にあり、正しく接続されているかを確認。
8. タンクや主エンジンのエアバルブは開かれているか。
9. 電気遮断スイッチを入れ、エンジンがチルトできるかをチェック。
10. エンジンがチルトアップされているのを確認。
11. 無線アンテナを付け、無線を入れて77チャンネルが使えるかをチェック。
12. ドレン栓がきつくしっかりと閉められている/ドレンフラップは上がっている を確認。
13. 舫いロープは確実に艇につけられ、スロープでは簡単にほどけるようになっているか?。
14. スロープまで注意して移動し、艇が水に十分つかるまでバックで降ろす。
15. 安全チェーンのフックをはずし、ネジシャックルピンをシャックルに戻し入れる。
16. 舫いロープで保持しながら、ゆっくりと艇を出す。
17. 艇を桟橋に結ぶ。
18. トレーラーをホースの水で洗う。
19. 出艇者分のライジャケが確実にあることを再確認する。
20. エンジンを完全にチルトダウンして、十分に水に浸かっている事を確認する。
21. エンジンをかけて、冷却水が噴出を始めるのを確認する。
22. クルーの手で桟橋から舫いロープをほどき、艇を押して桟橋から離れさせる。
23. ゆっくりとギアを入れ、桟橋から離れる。
24. 無線の能力をチェックし、送受信の連絡ができる事を確認する。
25. 割り当てられた任務に向かう。

帰着の段取り

1. 、後部船底ローラーがちょうど水に浸かる所まで、注意深くトレーラーをバックする。
2. エンジンがチルトアップされているかチェック。
3. 舫いロープや直接手で艇を引き上げ、トレーラーのウインチロープに十分に接続する。
4. 完全にトレーラーに乗るまでウインチロープを巻き上げ、両サイドのはみ出しもチェックする。
5. 安全チェーンを結ぶ。
6. 洗艇する場所まで運ぶ。
7. ドレン栓を抜く。
8. RIB、エンジン、トレーラーをホースの水で洗う、固定された無線が濡れないように注意する。
9. エンジン冷却水が2分以噴出するのを見るために、桶に水を溜めてからエンジンをかける。
10. エンジンをチルトアップする。
11. 電気遮断スイッチを切る。
12. RIBからすべてのゴミや、その他のモノを取り除く。
13. 水が全部排出されたら、RIBを小屋の中に運ぶ。
14. 小屋にRIBを入れたら、最後に小屋のカギをかける。
15. 委員会ルームにキーと救命キットを返却して、ログブックに記入する。
16. なにか損傷や欠陥があった時には、委員会ルームの修理ブックに記入する。

ここまで書くのか!! と思うくらいの注意が多く書かれていました。 さすが!と言うべきか、くどいと言うべきか。
でも、これはいつも我々が行っている事と同じなので、このままクラブのマニュアルに流用しても、ほとんどOK!

     アンカー  小型でしたが、大きさの割には、良く効きました。
 
でも、強風では、最後に結局は耐えられずに流れました。
クリスティーナのアンカーにはチェーンがついていなかった気がしたが。チェーンは必要です。

ジュリーボート、無線機を高く取り付けて、受信感度を少しでも良くしようとしています。

日本では横付けが主ですが、ニュージーランドではバウ着けが主でした。
係留艇が増えると、日本では横抱きにして舫うので、人の艇を乗り越えていかねばならないし、桟橋に近い艇はなかなか出られなくなりますが、バウ着けならば好きな時に出艇できます。

バウラインはかなり短くても十分に機能します。











無線機は搭載型、ハンディ型に比べれば
そのアンテナの高さと相まって、感度は抜群です。   

こういうところには金を惜しまないのがいいですね。





暇なのでサイズを測ると、全長4.5m 全巾1.8mありました。





























メジャーメント ボート 座席に置いてあるのは2名分のランチです。
普通のパックとべジタビリアン用のパックが 選べるようになっていました。


   この後部のバーをクリスティーナにも欲しいなあ。

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